パブコメについて
パブリックコメントについてのお話しです。
パブコメ、と略して呼ばれるパブリックコメントですが、政府機関などが行う、”一般からの意見募集”のことです。
国の行政機関が命令等(政令、省令など)を定めようとする際に、事前に、広く一 般から意見を募り、その意見を考慮することにより、行政運営の公正さの確保と透明性の向上を図り、 国民の権利利益の保護に役立てることを目的としている。その手続等は行政手続法(第6章)に定めら れている。
内閣のサイトより
パブコメとは?
政府機関は、法改正など、何らかの決まりごとが決定される前に、”一般からの意見を募集して、意見を聞いてみよう”、ということをしています。
その決まりごとが決まることによって、不利益を被る人がいては困ります。もっと良いアイデアが浮かぶ人もいるかもしれません。 そのような意見を一般から募集しているのです。
募集、応募方法
パブリックコメントは政府機関のサイトで随時募集されています。
意見募集中案件であれば、誰でもWebサイトから意見を入力、送信できます。
関係省庁の名前、パブコメ、などの検索ワードで検索してみて下さい。
結果
意見募集の締切後、関係省庁で議論され、結果公示案件のページからフィードバックを見ることが出来ます。
過去のパブコメ例
2019年、安全保障輸出管理上、グループAであった韓国がグループBに分類されました。この決定前にもパブコメが募集されていました。
グループAからグループBへの変更で、実務上どのような不具合が生じるのか、もしくは生じないのか。賛成、反対など様々な意見が寄せられていましたね。
法改正により実務に影響が出る場合もあります。募集中案件を確認して、意見を提出してみるのも良いかもしれません。