2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。
<問題16> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中か ら1つ選びなさい。
A 本邦にあるメーカーXが、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム) 取引許可が適用できる輸出令別表第1の9の項(7)に該当する暗号装置 (総価額200万円)をフィリピンの警察に輸出する際、台風による人命救助に使用すると連絡を受けている場合、「届出」は不要である。
B 本邦にあるメーカーXが、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム) 取引許可が適用できる輸出令別表第1の9の項(7)に該当する暗号装置 (総価額200万円)を韓国の警察に輸出する際、反政府活動等に対する治安維持活動に使用すると連絡を受けている場合、「届出」は不要である。
C 本邦にあるメーカーXが、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム) 取引許可が適用できる輸出令別表第1の9の項(7)に該当する暗号装置 (総価額200万円)を香港の警察に輸出する際、反政府活動等に対する治安維持活動に使用すると連絡を受けている場合、「届出」は不要である。
1.1個
2.2個
3.3個
【正解】
2の2個です。
AとBが正しい回答です。
Aは正しい説明です。
人命救助のために用いられることが明らかな場合は、届出は不要です。
Bは正しい説明です。
輸出令別表第3に揚げる地域(グループA)は、届出は不要です。
Cは正しい説明ではありません。
輸出令別表第3に揚げる地域以外は、届出が必要です。