2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。
<問題5> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中か ら1つ選びなさい。
A 本邦にあるメーカーXは、米国にあるメーカーYの100%子会社である。 米国にあるメーカーYの甲部長(非居住者)は、本邦にあるメーカーXの取 締役も兼務している。毎月、3日間、本邦に滞在し、メーカーXの取締役 会等に出席している。この場合、甲部長は、特定類型①に該当しない。
B 本邦にあるメーカーXは、韓国にあるメーカーYの100%子会社である。 本邦にあるメーカーXの甲取締役(居住者)は、韓国にあるメーカーYの取 締役も兼務している。毎月、3日間、韓国に滞在し、メーカーYの取締役会 等に出席している。この場合、甲取締役は、特定類型①に該当する。
C 本邦にあるメーカーXは、英国にあるメーカーYの100%子会社である。 本邦にあるメーカーXの甲部長(居住者)は、英国にあるメーカーYの取締 役も兼務している。毎月、3日間、英国に滞在し、メーカーYの取締役会等 に出席している。この場合、甲部長は、特定類型①に該当しない。
1.1個
2.2個
3.3個
【正解】
2の2個です。
AとCが正しい回答です。
【解説】
Aは正しい説明です。
メーカーXは、米国にあるメーカーYの100%子会社、つまりグループ会社なので、甲部長は、特定類型①に該当しません。
Bは正しい説明ではありません。
メーカーXは、韓国にあるメーカーYの100%子会社、つまりグループ会社なので、甲部長は、特定類型①に該当しません。
Cは正しい説明です。
メーカーXは、英国にあるメーカーYの100%子会社、つまりグループ会社なので、甲部長は、特定類型①に該当しません。